FC2ブログ

16.心の空の虹

ヨハネスブルグから、香港へ。
例の、長時間フライトです。

一度経験していることは、予測がつくし、
緊張もしていないから、大丈夫よ〜と、搭乗。

でもでも、まさかの展開。

隣の席の、アジア系の男が、いや男性が、
恐らく、機内一、マナーの悪い奴、
いやいや、常識の無い人っぽい。

私が、デジカメの写真をチェックしていたら、
見せてくれと言ってきて、びっくり。
断ったら、怒鳴り出したのよ。

あんた、誰やねん。

そこから、私のエリアに肘を突き出してきたり、
足を広げてきたり。

Y先生が、助け舟を出してくれたんだけど、
「お前は、こいつの知り合いか?
こいつは、気が狂ってる女だ!」と言うから目が点。

トイレに行く時は、「どけ!」と立たせるし、
たまったもんじゃない。

先生や、他の人に、
席を変わってあげようかって言われたけど、
大丈夫です!と答える私。

いざとなれば、CAに言えるしね。

周囲の皆さんの、同情の目線を感じながら、
なめられたらアカン、って思って、
おばちゃんキャラを、貫き通しましたわよ。

まぁ、そんな状況でも、機内食をゆっくり味わいました。
いやぁん、めっちゃ、たくましくなってるやん。

P1010738_convert_20140604111606.jpg

背もたれには、マンデラデーのPR。

P1010737_convert_20140604111529.jpg

消灯後、予想通り、
隣のおっちゃんのイビキで眠れず。
(呼び方、変わってるし)

何か見ようと思って、番組表をつけたら、
マンデラさんの、特集番組があったの。

衝撃。
知らなかったことや、見たことのない映像がいっぱい。

どっちみち眠れないんだからと、何度も見ました。

もし、すんなり帰路についていたら、
知る機会のなかった事実。

これも、何かに導かれてるの?って、
思わずにはいられなかった。

残りの時間は、具体的な未来を浮かべたり、
読書をしたりして、過ごしたよ。

おっちゃんは、ずっと寝てるしね。

朝になって、おいしいモーニング。

P1010739_convert_20140604111648.jpg

厄介なおっちゃんのおかげで、
逆に、充実した時間を過ごせたわけだから、
ありがとさ〜んで、香港着。

Y先生に「この旅で、あなたは、色々な目に遭いましたねぇ」
って言われて、
「ほんまに、どないなってますねん?って思いましたよ」と、
苦笑。

香港での待ち時間は、皆さん、お買い物。
私は、ベンチでゆっくり。
なぜだか、理由はお分かりですね?

答えは、貧乏になってしまったからです。
クレジットカードは、紛失や盗難が恐くて、持参せず。

いいのよ、いいのよ。
スーツケースの中の、布たちを思い浮かべれば、
気持ちが満たされるし、
香港で買いたい物は、あんまりないし…と、
若干、強がってみる。

ここからは、成田組と関空組に、分かれます。
私は、本来、関空組なんだけど、
成田で一泊してから、新幹線で帰阪することにしたの。

時間のかかる移動に、慣れてしまうと、
4、5時間なんて、すぐそこじゃないのさぁ〜。
人間の感覚は、おもしろいよね。

すっかり、日本はお隣さん?ぐらいの気分。

シャキッとした景色。

P1010742_convert_20140604111727.jpg

P1010761_convert_20140604111940.jpg

そしてそして、あぁ〜、ほっこり〜。

P1010744_convert_20140604111811.jpg

更に、お箸よ、お箸〜っ!!!

P1010774_convert_20140604112019.jpg

お箸を握ることが、こんなに新鮮に思えるなんて!
感動してる自分が、かなりおかしかった。

これは、日本を出発する前に、成田で購入した手巻き時計。
(写真が、ちょっとボヤけていてごめんね)
1000円也。

P1010776_convert_20140604112056.jpg

アフリカは、7時間遅れなの。
大活躍の、時計ちゃんでした。

スーツケースも、記念に。
ちょっと、ボコボコしちゃったけど、壊れなかったよ。

P1010779_convert_20140604112137.jpg

ご一緒した皆さん、ありがとうございました。
お元気で。

Y先生、本当に本当に、ありがとうございました。
益々の、ご活躍を。

帰国後は、幼稚園教員の仕事が待ってる。
レポを書く時間は、確保できそうにないので、
数日間の記憶を、大事に大事にしまっておくことに。

で、先日ふと、
「今、書いてしまわないと、ずっと書けなくなるかも」
っていう心境になったの。

最初は、少しずつアップしよう、って思っていたけど、
一旦、扉を開けてしまうと、
想いがあふれ出してきたので、一気に!

でも、書ききれなかったことが、まだまだある。

写真は、2000枚近くになるし、
バオバブ以外の木や、鳥たちの写真もいっぱい。

残りは、他の方法で、表現していこうかなって考え中。

想像以上に、苦しくて、つらい気持ちになったアフリカ。
想像以上に、夢が広がって、生きる意欲が湧いたアフリカ。

アフリカ、アフリカ、アフリカ…。

4つの国にしか、行かなかったけど、
私にとってのアフリカは、色々な心になれる場所だった。

レポの最後は、お気に入りの一枚。

ジンバブエ側からの、ビクトリアの滝。
水煙で濡れるので、傘をさしています。

ジンバブエは、HIVの感染者が多くて、
一時、世界で、最も寿命が短いと言われていた国。
政治も大変な状況で、国民は、貧困から抜け出せていない。

でもね、いつも虹が出てる国なのよ。

P1000178_convert_20140604112816.jpg

この虹との出会いは、偶然じゃない。
偶然で終わらせたくない。

さぁ、これからも、心の空に、虹を架け続けて、
自分が決めた道を、まっすぐに歩いて行くよ〜っ!

おしまい。


15. TEAR GASと、小さな花

旅行会社のスタッフを含めて、13名の旅。
教育関係の方が中心。

皆さんとの最後の夕食。

慣れてしまった、アフリカの味。
でも、そろそろ…ということで、
Y先生が持参したお醤油は、
今や、私のテーブルの上が指定席。

何でもかんでも、お醤油。
どのお料理にも合う、お醤油。
シェフに失礼なほど、使用。
やっぱり私は、日本人なんだなぁと、
こんなことで痛感。

和やかな歓談は、悲しいハプニングの影響で、お開き。

ホテルは、大統領官邸の近く。

ファーストフード店の従業員が、
賃金の値上げを要求して、暴動を起こしたので、
警察が、催涙ガスを使って鎮圧。

レストランに、そのガスが流れ込んで来て、
入り口の近くにいた私が、
しっかり吸い込んでしまった!

あっという間に、コンコンゼーゼー。
咳が止まらなくなったの。
喉の奥から、むせるように、気持ち悪くなる感じ。

ティアガス。

微量でも、こんなに苦しくなるんだから、
まともに吸ってしまったら、どれほどのことになるんだろう。
それを思うと、恐怖でした。

鳴り止まない、パトカーのサイレン音と、喉の違和感。

眠らない街で、眠れない夜。

朝食時、Y先生に、
「昨日は大変でしたね。でも、貴重な経験をしましたね。」
って言われた。

本当に本当に。

これは、私の予定に入っていたの?っていうぐらい、
必然的な出来事に思えた。

そして、数日前の「色々考える私」が、
重みを増して、のしかかってきました。

私の旅は、ボツワナで終わっちゃいけなかったのよね。

さて、最終日は、プレトリアの植物園見学。
開園まで時間があるから、少し街を歩きましょうって。

ホテルの前から、様子を伺うだけで、
どれだけの“嘆き”を抱えているかが、伝わる空気。

でも、せっかくのY先生の提案。
目を逸らさずに、今の南アフリカを見なきゃ。

バスに乗ってから、注意事項を聞きました。

ここは、本当に危険な場所です。
絶対に、まとまって行動してください。
離れないで。
荷物は、カメラだけにしてください。
でも、人に向けないで。

マーケットの時とは、また違うピリピリ感。

有名な公園に行ったの。

P1010582_convert_20140604080413.jpg

P1010580_convert_20140604080255.jpg

P1010586_convert_20140604080449.jpg

P1010581_convert_20140604080332.jpg

周囲の、突き刺さるような視線。
何気なく、観光をしているように装って、ササッと撮影。

信号待ちで、お若い男性に「ニイハオ!」って、
挨拶された。
思わず、「ノー、ジャパニーズ!」

私たちは、どこでも、中国人に間違われたのよ。
中国が、アフリカに、たくさんの影響を与えてるから。
日本も、もっともっと、支援の手を伸ばしてほしいなぁ。

でも、この街では、友好的な反応は少なくて、
バスに向かって、罵声を浴びせる人や、
私たちを、睨みつけるように見る人の方が、多かった。

ネルソンマンデラ通り。

P1010593_convert_20140604080523.jpg

当時、マンデラさんは入院中。

マンデラさんの存在と、
マンデラさんの精神が失われた、今の南アフリカ。

胸を痛めながらも、事実を心に刻んだよ。

植物園では、珍しい植物がいっぱい。

P1010651_convert_20140604080952.jpg

P1010632_convert_20140604080836.jpg

この子たちは、15㎝ほどのサイズ。

P1010686_convert_20140604081127.jpg


キョロキョロと被写体を探していたら、
高校生に、話しかけられたの。
自分たちを、撮ってほしいって。

で、キャアキャア言いながら、このポーズ。

P1010612_convert_20140604080758.jpg

なるほどね。

「別に、モデルを頼んだわけやない。
何でおばちゃんが、あんたたちの写真を、
撮らないとアカンのよ!」なんてことは、
決して、言いませんでしたわよ。

多くの植物を見たけど、
レストランの近くに咲いていた、小さいお花が、
気持ちをほぐしてくれた。

馴染みのある姿に、安堵したのかな。

P1010724_convert_20140604081704.jpg

数時間後には、出発。

でも、私の心は、既に日本に帰っていたのです。


14 .色とりどりの、夢と願い

マウン空港近くの露店。
まぁ、鮮やかなこと。

P1010501_convert_20140603182456.jpg

P1010500_convert_20140603182544.jpg

P1010514_convert_20140603182746.jpg

P1010502_convert_20140603182703.jpg

全部欲しい〜。
どれも素敵すぎて、迷う迷う。
何枚かは、お姉さんに選んでもらったよ。

P1010503_convert_20140603182828.jpg

そして、所持金が、ほとんどなくなりました。
あぁ。
(ここでのささやかなドラマの様子は、コチラ→幸せな一枚

空港の前のショップ。

P1010519_convert_20140603182907.jpg

お隣は、こんな建物。

P1010520_convert_20140603183433.jpg

青空に、映えるよね。

飛行機に乗る前の、荷物チェックで、
ちょっとした、トラブルが発生。

荷物の測り方が、明らかにいい加減。
私たちだけ、粗雑な扱いをされたの。
通訳のスタッフが、苦戦しながらも、
絶対に引かなくて、さすが。

心配だった国境は、割とすんなり通れたし、
バスやジープを、チェックされた時も、
大丈夫だったんだけどね。

時間がかかったけど、無事に乗れるみたい。

セージとジーメンに、お別れを言いました。
「ありがとう、お幸せにね」って。
もちろん、鶴も渡したよ。

たくさん折った鶴は、たくさんの人の元へ。

色とりどりの国で、
私は、色とりどりの折り紙に、
大きな夢と願いを、込めました。

P1010529_convert_20140603183610.jpg

P1010534_convert_20140603183650.jpg

思い出がいっぱいの、ボツワナ共和国。
サンキュー、バイバイ!

P1010536_convert_20140603195739.jpg

楽しみな、ドリンクと軽食。

P1010541_convert_20140603195827.jpg

P1010542_convert_20140603195917.jpg

そろそろ、日本食が、食べたくなってきたんだけどね。

3時間で、ヨハネスブルグに到着。

ダストボックス。

P1010547_convert_20140603183741.jpg

やっぱりカラフルだなぁ、
なんて、のんびり見ていられないような、
緊張感が流れる、街の雰囲気。

あのヨハネスブルグですから。

タッタッタと、脇目もふらずに歩いて、
さっさと、貸し切りバスに、乗り込むのでした。

あの、ヨハネスブルグなのよ。
(ため息の理由は、コチラのブログで→嘆きの街


13.住んでみたいボツワナ

めちゃめちゃ陽気な、セージ。
マウンまでのドライブでも、ギャグ祭り。

今日は、久しぶりに家に帰れるって、喜んでた。
3日前から、私たちに、つき合ってくれてたもんね。
小さい子どもがいるんだって。

クブアイランドの“試練”を共有したんだから、
すっかりファミリーよ。

彼のおかげで、移動が楽しかった。

冷たいお水は、いつでも飲めるように、用意してくれてる。

P1010410_convert_20140603073128.jpg

移動中に欠かせなかったのが、梅干し!
アフリカで食べる梅干しの、おいしいことおいしいこと。
海苔やお煎餅も、持って行ったんだけど、
おやつは、ひたすら梅干し。
あと、キャラメルも、出番が多かったなぁ。

心配していた食事には、苦労しなかったよ。
生野菜は、用心して食べなかったけどね。

ルイボスティも、よく飲んだけど、
独特の香りがするコーヒーが、やめられなくなった〜。
ミルクを入れてくださいって言ったら、
ドボドボと、大量に注いでくれるの。
オーレやん…。

共通の言語は、英語。
セージとジーメンの会話は、さっぱり分からなかったわ。
文字を書く文化がないそうで、
私たちが、しきりにメモってるのを、
不思議そうに見てたよ。
ボツワナでは、英語教育が盛んなの。
字を書かないから、
現地の言葉を、残していくことができないんだって。

マウンのホテルが近づくと、セージが、
「今夜の宿は、ナタのロッジよりもイケテナイ。
星は1つだよ!」って言うから、
「え〜っ!!」

ま、何とかなるわよねって思って、到着。

でも、入り口には、星が4つ。
はぁ?4つやん!

私の表情を見てたセージは、隣でうひゃうひゃ笑ってる。
やられたなぁ…。

こんな感じ。

でも、もっともっと英語が話せたら、
私も彼をハメルことができたのに、って悔しかった〜。
(いや、そこなん?)

肌の色は違うけど、同じ人間。
彼らと一緒に過ごせたことが、もしかして、
一番、実りのあることだったのかも。

星が4つのホテルは、こんな雰囲気。

フロント。

P1010413_convert_20140603070838.jpg

ロビーのソファにいた彼に、モデルになってもらった。

P1010492_convert_20140603071614.jpg

にぎやかな掲示板。

P1010415_convert_20140603070917.jpg

建物は、アパートみたいな造り。

P1010422_convert_20140603071014.jpg

レストランの中。

P1010440_convert_20140603071332.jpg

ここで、印象的だったのが、この木。

P1010430_convert_20140603082611.jpg

おもしろい形の、実がなってた。

P1010475_convert_20140603071454.jpg

エレファントイヤー。
なるほど。

P1010426_convert_20140603071047.jpg

部屋に虫はいないし、きれいなホテルだったよ。
でもでも、私には合わないなぁ。
うーん…ナタのロッジが恋しい。

チェックアウトをして、
ランチを積み込んでくれてるスタッフと、
おしゃべり。
ちょっとしたギャグが通じて、ヤッター。
(だから、何でそこなん?)

P1010498_convert_20140603071848.jpg

今日は、いよいよじゃなくて、とうとう空港へ。

少し走れば、あの大自然。
あったかい人たち。
あ〜あ、ボツワナに住んでみたいなぁ。
離れたくないなぁ…と、やたらセンチに。

さ、アフリカレポも、佳境に入ります!


12.会いたかったのよ〜

滞在6日目は、ナショナルパークの中にある、
ベインズバオバブを見学。

パークをしばらく走ると、あぁ、この子たち!!
野生のダチョウです。

P1010266_convert_20140603002211.jpg

エルフ〜っ!
ご存知の方は、ご存知の「かたあしだちょうのエルフ」。
子どもの頃から、大好きな絵本。

エンジン音に驚いたのか、この後、みんな走り出した。
早い、早い。
ダッダッダッ。
車と並走。
感激で、大コーフン。

ライオンより、ミーアキャットより、
エルフに会いたかった!

これで、アフリカでの夢が、全部叶って大満足。

この子たちも、可愛かった。
目線があってる。

P1010261_convert_20140603002043.jpg

逃げました。

P1010262_convert_20140603002134.jpg

スプリングボックや、オリックスもいたよ。

そして、塩湖の中の小島には、
とっても存在感のある、バオバブ。

P1010282_convert_20140603002335.jpg

実がいっぱい。

P1010284_convert_20140603002413.jpg

これは、有名な木。
横になってます。

P1010286_convert_20140603002459.jpg

やっぱり、超、独特の風景。

P1010379_convert_20140603002617.jpg

ランチは、もう当然のように、バオバブの下で。

P1010386_convert_20140603002652.jpg

前を見ると、こんな絵。

P1010393_convert_20140603002733.jpg

木の声が聞きたいなぁと思って、大接近。

P1010301_convert_20140603005455.jpg

あったかい幹に触れながら、
確かに、この木は生きてるんだなぁって。
長い間、バオバブたちは、何を見て来たのかなぁ…。

いつの間にか、乗り心地抜群になったジープ。

P1010305_convert_20140603002539.jpg

明日は、都会のヨハネスブルグ。

それを思うと、めいっぱい、大自然の空気を吸い込もう!

帰りは、またしても、シマウマ大会。
愛らしい〜。
バ〜イ!ってみんなに声をかけました。

P1010409_convert_20140603002826.jpg

さ、セージの運転で、マウンに移動です。



公演・楽曲等のご案内

ひかり 

Author:ひかり 
詠語り人ひかり
(うたがたりびとひかり)と
NANAIROWORLDは
なないろプロダクションの
登録商標です

※ブログ内の、写真、文章の転載を禁じます

★公演のご案内★

2020年2月16日
堺市立東文化会館
フラットホールにて
詠語りコンサート「アンナ・カレーニナ」

2018年11月18日
堺市立東文化会館
フラットホールにて
詠語りコンサート「レ・ミゼラブル」
※終了しました

★楽曲のご案内★
(SWAN SONG INCより)

セカンドシングル
『僕が愛する道』完成!
試聴はコチラ 楽曲試聴
※2018年9月5日リリース

『愛しいあなたへ』『僕が愛する道』は、Amazon、iTunes、レコチョクなどの大手配信サイトからご購入いただけます
楽曲のタイトルで検索を!

★ワークショップ★
受講生募集中!
ひかりの創作童話ワークショップ