HIKARI NANAIRO WORLD
トルコの民族楽器サズの弾き語り 詠語り人(うたがたりびと)ひかりです!
都合のいい自然?

島にいるイリオモテヤマネコは、
100頭ぐらいなんだそう。
国の特別天然記念物。
希少過ぎるし。
夜行性だから、夕方から活発に動くんだけど、
交通事故で命を落とすことが多くて、
ガイドさんが、島で車に乗る時は、
絶対にスピードを出さないでほしいって、
何度も訴えてた。
森の近くの道路は、
ガタガタと音が鳴るような場所があって
(ゼブラソーン)、
彼らが驚いて飛び出さないように、
工夫がしてあったよ。
エコツーリズムを推奨している某リゾートホテルが、
「イリオモテヤマネコを観察できるような環境を作れば、
もっと多くの観光客に島のことを知ってもらえるし、
それが保全につながる」って言っていて、
複雑な気持ちになった。
交通事故も減るんだろうけど、
そこまで管理をする必要があるのかなぁって。
アフリカに行った時、サファリで、
ラッキーだったらライオンに会えますって。
(当時のブログはコチラ→アフリカ紀行)
足跡には遭遇したんだけどね。
こんな感じで、
イリオモテヤマネコに会えますよ、
会えたらラッキー!
とかって、なるわけ?
いやいや、
滅多に会うことができないから、
あぁ、ほんとに貴重なんだな、
そんな彼らが棲む島は、
自然が守られているんだな、
ってなるんじゃないの?
生態系や現状は、
西表野生生物保護センターに行けば、
十分知れると思うんだけど。
人間の都合で、手を入れる“自然“”って何?
クマやイノシシやサルみたいに、
様々被害に遭うんだったら、
棲み分けや、管理が必要なのかもしれないけど。
西表島の魅力を、
もっとたくさんの人に知ってほしいっていう主題の記事に、
飛びついた結果、色々考えちゃったわよ。
観光で成り立つ島なんだし、
ホテル側とすれば、
今より多くの人に来てもらいたいって考えるのは、
当然かもしれない。
でもでも、ここはやっぱり“特別“”なんじゃないの?
あぁ、西表島を愛する故に、熱量が……。
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