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さぁ!

月桃

熱帯に分布する月桃(げっとう)。

父島で一番印象に残ったお花。

個性的よね。

私も、私らしく!

いっぱいの思い出を心に、
次へのスタートを切ったよ。

こんな状況に、負けてられないもんね。

さぁ!


出演ライブ中止のお知らせ

5月5日に予定されていた、「街角ライブ」は、
新型コロナウイルス感染拡大に伴う
東京都への緊急事態宣言を受け、中止になりました。

そして、虹!

島は、許可を受けたガイドさんと一緒でないと、
立ち入れないところがあるの。

しかも、少人数が条件。

2日間の担当は、クニさん。

最後の“授業”は、こんな感じで。

クニさん

そのクニさんは、
実は、ミュージシャンの顔を持っていることが判明。

ご本人はおっしゃらなかったんだけど、
チラッと耳にしたので、根掘り葉掘りインタビューした次第、
ふふふ。

返還50周年記念の曲はコチラ→奥村ウオーキング

ぜひ聴いてみてね!

旅に出ると、
現地の人たちとの交流が、一番心に残る。

その場所を、つないでくれる人が魅力的だと、なおさら。

で、いつも、帰らなきゃいけない頃に、
そこに馴染むっていう。

船、2便分ぐらいはいたかったなぁ。

出発の時、クレセントの奥さまと、
クニさんが見送りに来てくれた。

デッキで手を振りながら、「行ってらっしゃい!」の声に、
何だかウルウル。

簡単には、行けない場所。

海外に、飛行機で行く方が簡単かも。

やっぱり、何もかも、私にとっては“贅沢”。

そして、島から離れて少し経った時、虹が!

うっすらの写真で失礼。

船から虹

まさかのまさかの、虹!

西表島では、到着の時にかかったんだけど、
今回は、帰る時。

もうね、島に、受け入れられたような気持ちになったよ。

当然、嬉しくて泣きました、苦笑。

様々、大変な状況の隙間に、旅の夢が叶ったことは、
とんでもなく大きな糧になった。

帰りの船は、
海が荒れて、揺れる揺れる揺れる揺れる。

部屋の窓から見える景色は、左右に斜めってる。

ザ、白波!

売店で飲み物を、レジに持って行こうとしたら、
体が、やっぱり斜めに、あらららら。

手すりを持たないと、ちゃんと歩けないぐらい。
(もちろん、酔い止めのお薬は飲んだよ〉

でも、感動が心を占めているので、
斜めっても、気にならないから不思議。

海が穏やかだった行きより、あっという間の24時間。
〈実際には、荒れたので25時間半乗ってた〉

楽しい経験だらけの5日間。

島の風を感じてるうちに、って思って、
曲も作ったよ。

いつか「inochi」と合わせて歌いたいな。

そんなこんなで、再びの「島の時間」、
おつきあいくださって、どうもありがとうございました。

では、最後に、久しぶりの顔出しを!
って、顔、出てないし!

本人


豊かさが優ってる場所

トレッキングの合間に、ちょっと一息。

夢を実現した、若者のカフェ。

サイトはコチラ→USKコーヒー

uskコーヒー看板

コーヒー店内

コーヒー

お店の裏では、
コケコッコちゃんたちが、自由に動き回ってるし。

コケコッコ

そして、メイン通りで、
アーティストさんの露店を発見。

島の赤土で染めたTシャツと、
チャーミングな女子が作った、
ガラス細工のペンダントトップをお土産に。

露店

父島は、東京都で、高齢化率が最低だとか。

地元のお母さんと少しおしゃべりしたんだけど、
「ここは、子育てには最高の環境ですよ!」って。

不便さには変えられない、
豊かさがあるっていうことなのね。

納得。

今回、3泊したお宿は、ここ。

三日月山の近くの、クレセントさん。

クレセント

実は、島では野菜をほとんど作っていなくて、
超高値。

大半が、船で運ばれてくるそう。

そんな中で、貴重な島の野菜を使った食事が、
美味しくて。

笑顔が素敵な奥さまは、
東京から、30年ほど前に移住して来られたそう。

まだ、返還50年。

熱い想いの皆さんが、島を作っているのよね。

明るい明るい。

未来は、もっと明るい。

だから、小笠原は希望の島!


いつか「inochi」を歌おう!

滞在中は、ほとんど雨。

雷が鳴って、暴風の時間も。

貴重な晴れ間。

オガサワラタコノキと青空。

貴重な青空

実が熟すと、
オガサワラオオコウモリが食べに来るんだって。

彼らは、果物系が好きなので、
「フルーツバット」って呼ばれてるの。

会いたかったなぁ。

いくつかの山にも登ったよ。

遠くに見えるのは、そう、おがさわら丸!

旭山南峰

船は、父島で2泊するので、
最低でも、島に3泊はしないといけないことになるの。

帰りもよろしくね、って。

そして、ウェザーステーション。

この日は、海が荒れていて、
クジラちゃんの姿は探せず。

本当に残念。

でも、次回の楽しみに、っていうことで。

ウエザーステーション 

30余りの島々からなる、小笠原諸島。

父島、母島、兄島、姉島、弟島、妹島…。

街の看板

島の名前から、「inochi」の歌詞がぐるぐる。

お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、
弟、妹、おじいちゃん、おばあちゃん、そして友だち…。

いつか、ここで歌いたいな。

いやいや、
いつかここで歌おう。

虹湖ちゃんと一緒に、
再び、おがさわら丸に乗る日を思い浮かべて、
幸せな気持ちになる私!


ほどほどに。

19世紀初期の頃に、
持ち込まれたと言われているヤギが野生化。

森林破壊や固有植物の食害が問題になって、
排除の対象になってるの。

ノヤギ

こちらは、
至る所にいるグリーンアノール。

チョウ、トンボ、セミなんかを食べてしまうので、
島本来の自然がどんどん脅かされているのよ。

兄島では、拡散を防ぐために、
全長3キロの電気柵が。

グリーンアノール

私たちは、森に入るとき、
靴や衣服についている、外からの種を取り除きます。

除去装置

保護区域看板

外来種問題と、角度は違うんだけど、
アフリカに行った時に知ったバオバブ問題を思い出したよ。
(当時のブログはコチラ→バオバブの現実

何を守って、何を取り除くか。

ネズミ類の駆除で、殺鼠剤を撒いたら、
オガサワラオオコウモリの赤ちゃんも死んでしまったり。

ご一緒したY先生は、
何事も徹底的に、というのはよくないんじゃないかって。

ほんと、そうよね。

ほどほどに。

この、「ほどほどに」が、なかなか。

だって、結果が出るまで、時間がかかるもんね。

でも、「徹底的に」より、「ほどほどに」の方が、
バランスが保たれていくのかも、って思ったよ。

ガイドさんは、
「小笠原が抱えている問題に、
少しでも、意識を持っていただけたら」って。

いえいえ、少しどころか、いっぱい考えてるし!


固有種の価値

オガサワラアザミと、オオハマギキョウ。

シマアザミ

オオハマギキョウ 固有

独自の生態系で構成されている小笠原には、
たくさんの固有植物が生育。

元々は、海から流れて来たり、
鳥が運んで来たり、
風で飛ばされて来たり。

オガサワラオオコウモリは、島で唯一の固有哺乳類。

国の指定天然記念物で、国内希少野生動植物種。

夜にしか会えないので、公園で撮ったこの写真。

オガザワラオオコウモリ

最初に島に来た子たちは、
おそらく、うんと南の方から、
台風の風で飛ばされて来たんじゃないかって。

みんな、進化して、適応。

すごいな、すごいな。

他にはない、「固有」っていう言葉を、
こんなに意識したことがなかったから、
感動ばかりだったよ。


希望島!

第二次世界大戦で、要塞化されていた小笠原。

父島では、至る所に残っている悲しい爪痕に、
心が痛む瞬間を、何度も味わうことに。

攻撃で沈んだ輸送船。

沈んだ船

日本軍が作った道。

軍道

あちこちに、無数にある小さな壕。

日本軍 壕

岩を削って作られた洞窟は、
中に入ると、先が狭くなっていて、
海が見えました。

下は、もちろん崖。

軍 洞窟跡

施設跡。

敵に見つからないように、
植物で覆ってある場所もたくさん。

軍 施設跡

1944年に、太平洋戦争で、島民が本土へ強制疎開。

1952年に、アメリカの支配下に。

1968年、日本に復帰。

2018年に、返還50周年。

まだ、50年。

でもね、
島の新しい伝統は、作られ続けていて、
悲惨な過去は、
希望あふれる未来へ転換されていることも、
時間が経つにつれて、実感したよ。


島の時間、再び。

20210418.jpg

東京竹島桟橋から、船で24時間の、
小笠原諸島。

24時間、海の上にいるなんて、
もちろん人生初。

海

お天気が良くなくて、母島には渡れず、
ザトウクジラにも会えなかったけれど、
一度も、陸続きにならなかった島の独特の環境に、
驚嘆することばかり。

西表島とは、別次元の島の時間。

考えさせられることばかりで、
心はまだ、ゆらりゆらりと揺れています。


いつも楽しい。

20210408.jpg

いつも楽しそうですねってよく言われる。

だって、いつも楽しいから。

ちょっと立ち止まって、
空を見上げたり、お花を見たり。

そして、色んな人や、色んなことに、
ありがとうって思う。

そうすれば、いつも楽しいのよ。


特別な日

チューリップ

昨日の夕方は、まだ色づいていなかったんだけど、
今朝見たら!

初めて球根から育てたので、喜びもひとしお。

大好きなチューリップ。

幸せなことに、幼稚園の教員時代、
担任を持っていたクラスの名前は、
「ちゅうりっぷ組」だったという、笑。

高じて、ウズベキスタンに、
チューリップの原種を見に行く旅にも、
参加したという、笑。

当時のブログはコチラ
ウズベキスタン旅①
ウズベキスタン旅②

今月から、満を持して、
東での活動を本格始動させるから、
この子に、お祝いしてもらった気分。

今日は、嬉しい嬉しい特別な日!


公演・楽曲等のご案内

ひかり 

Author:ひかり 
現在、朗読とサズ(トルコの民俗楽器)の弾き語りで活動中。
日本語のオリジナル曲を歌っています!

詠語り人ひかり
(うたがたりびとひかり)と
NANAIROWORLDは
なないろプロダクションの
登録商標です

※ブログ内の、写真、文章の転載を禁じます

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詠語り人ひかりチャンネル

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サズの弾き語りアルバム「七色翼の白馬」2023年1月リリース!


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2020年2月16日
堺市立東文化会館
フラットホールにて
詠語りコンサート「アンナ・カレーニナ」
※終了しました

2018年11月18日
堺市立東文化会館
フラットホールにて
詠語りコンサート「レ・ミゼラブル」
※終了しました