HIKARI NANAIRO WORLD

ここは、こんなにも穏やかなのに、
どこかで、涙を流している人がいる。

命を落としている人がいる。

つらくて苦しい気持ちを曲にした。

タイトルは、そのまま。

「NO WAR　２０２２」。

”魔物”への怒りを、強く強く込めて。

園芸コーナーで、
気になって気になって、
思い切って購入。

身長近くある高さの鉢を抱えて、
歩くこと２０分。

見慣れているのは、
まとまって咲いている景色。

１本だと、一つ一つの花が、
可憐な印象。

準備が整ったら、地植えしようと思って、
とりあえず、大きめの鉢に移したよ。

マイガーデンが、一気に華やかに！

２０１６年、
トルストイの朗読公演の依頼を受けて、
ロシア文化フェスティバルに参加。

三味線を使ったステージは、
この時が初めてだったし、
文学作品の舞台化に取り組む
きっかけになったので、感慨深い公演。

実は、アンナ・カレーニナ公演の前に、
再度、トルストイ関連の依頼が来ていて、
すごく楽しみにしていたの。

コロナの影響で、
ストップしてしまったんだけどね。

この度のことで、
ロシアと日本の文化交流が、
良くない事態になっていくんじゃないかと思うと、
悲しい。

平和への願いを込めて、
ひまわり色の指掛けを使っています。

お隣の梅が咲いて、
ミツバチが、せっせと花粉を集めているよ。

山からはウグイスが飛んで来て、
いい声を響かせているよ。

ミツマタの花を見っけ。

やっとやっと春が来たから、
ようこそ、マイガーデンへ。

１ｃｍぐらいの、
ピンクの小さなお花ちゃんは、
雲間草（クモマグサ）。

土を触る時間が増える日々の始まり。

朝から庭ごもり。

この子たちは、可愛くて抜けないなぁ。

クチナシの葉っぱが、
いっぱい食べられていて、
みんな出てきたのねーって。

冬の寒さが厳しかったから、
お隣の梅はいつもより、
のんびり。



優しい日差しを浴びながら、
あの日を思い出してた。

ウクライナのこともあるからなのか、
今年は、特に「命」のことを考えてる。

ブログには、
リアルに感じた「３．１１」が書いてあって、
読み返したくなった。

８年前のブログはコチラ→
「３年が経って」
「がんばっぺし」

潮風も、空の色も、
はっきり蘇ったよ。

そして、私が何をすればいいのかも。

年月が経つと、忘れてしまう。

忘れたいから、忘れてしまうこともある。

でも、忘れないことが、一番大事なこと。

声のレッスンの生徒さんの中には、
１０年を越えるおつき合いの人が、たくさん。

プロのアーティストとして、
番組やCMで活躍しているMちゃんは、
どんどん才能を開花させていて、頼もしい。

レッスンの前は、お茶を飲みながら、
色々おしゃべり。

新しい仕事の話を聞くと、
お役に立てていることが本当に嬉しくて、
幸せになる。

で、私も頑張ろうってなる。

講師の仕事も、
色々なところで歌うことも、
全部全部、精一杯。

それが、誰かの「平和」につながると信じて、
今日を精一杯。

久しぶりに、三味線のお稽古へ。

先生の都合で、しばらく教室がお休みだったの。

ずっと弾いてみたかった、
桜の曲を教えてもらったよ。

基本に戻って、清々しい気持ちに。

近隣を散策しながら、帰宅。

東京だと言っても、
住まいは、緑豊かな場所。

やっぱり、春を見つけると嬉しいね。

遠い国にも、早く春が訪れますように。

アルカフェの後は、いつもの宿に泊まって、
翌日、Y先生の『万葉集』の講義へ。

虹湖ちゃんと、
いつも一緒に旅をしているのは、
ロシアのハンドメイドのぬいぐるみ、
バーシックくん。

“故郷”がこんなことになってるなんて、
悲しいよね。

今日も、NO WAR 。

金曜日はアルカフェスタ。

ひまわりの洋服を選んだよ。

願いをいっぱい込めて、
歌いました。

2014年のブログに載せたひまわりの写真。

確かあったはずだと思って検索。

バレエをやっていた次女は、長い間、
ウクライナ出身のダンサーのレッスンを受けていたの。

ウクライナのバレエ団は、世界的にも有名。

大学でロシア語を学んでいた長女は、
ウクライナからの留学生と親交があったらしく、
娘たちにとっても、今回のことは他人事じゃなくて、
心配が増す日々。

ウクライナは、科学者や、作家、詩人等、
力ある人たち多くいて、文化や芸術の国。

そして何より、世界に先駆けて、
核兵器を全廃した平和の国。

こんな暴挙は、許されない。

NO WAR。

即時停戦を。

黄色のマーガレットを鉢植えに。

ＮＯ ＷＡＲ。

何年も前に、知人にもらった、
ウクライナのお土産のマグネット。

見知らぬ国への憧れを募らせたことを、
思い出したよ。

指導者の良心の基準が、
まっすぐな命の軌道から外れることは、
本当に恐ろしいこと。