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今日も、波打つ

「ヒカリさんの仕事は、
期限もないし、追いつめられることがないから、いいですね」
って言われて、は?

かなりのヒット~。

その人は、
例えば、いつまでにCDを売らなきゃいけないとか、
全然、売れなくても、誰にも責められることはないから、
楽ですねって、
イヤミを言いたかった様子。

表現することを仕事にしている人は、
こんな風に、見下げられることが多いねぇ。

有名じゃないし、売れっ子じゃなかったら、
尚更、理解してもらえなくて、
遊んでると思われたりするから、おったまげる。

しかし、私の「ささやかなプライド」は、
その辺の出来事には、全く崩されませんのよ。

昔、テレビによく出ていた時は、
街を歩いていても、振り返られたし、
こそこそ何かを言われた。

NHKの、ニュース番組のリポーターをしていた頃なんて、
視聴率が高いから、たくさんの人から注目された。

なのに、嬉しくなくて、しんどくて、
私には不向きな仕事だと痛感。

ほとんどが、
誰かが書いた台本を、ただ伝える仕事だった。
少しのアドリブだけが、自分の世界。

周りから、素敵なお仕事ですね、
って言われても苦しい苦しい。

その時代の経験が、今のスタイルにつながってるんだから、
苦しんで良かったなぁ。

「誰かがどうじゃない、私がこうする」。

そりゃ、作品が“売れる”のもすごいこと。

でも、
「ちいちゃんのにじ」を、読書感想文の本に選んでもらったり、
「夕暮れ色の桜」を、図書館に置いてもらったり、
幼稚園で流してもらったり、
曲を、子どもたちが歌ってくれたりすることの方が、
すごく夢があって、喜びになるし、私の力になる。

CDを、「800円ぐらいだったら、まぁ、買ってやろうか」
なんていうノリで買ってもらっても、
結局、聴いてもらえなくて、
私には、感想すら届かなくて、
売れたっていう結果だけが残るなんて、
全然、幸せじゃない。

数字と、作品の“質”は比べられないでしょ。
(ちょっとうまく言えないけど、伝わってる?)

絵を描く人は、1000枚も、同じ絵を描かない。

私は、CDを1000枚作ったけど、
気持ち的には、1枚の絵のつもりなんだから、
最近よく使う「フツーじゃない」感覚。

数のプレッシャーや、焦りがないのは、
作品に、誇りを持ってるから。

誰かの心を、揺さぶるぐらいの魅力があれば、
最後は、ちゃんと数になるでしょ。

私の期限は、生きている限り。

そして、いつも生きていることを見つめてるから、
追いつめられることが多い。

たとえ、どの道を選ぶのかを迫られたとしても、
揺らぐことはない。

だって、こうして色々言われても、
益々エネルギーがわいてくるし、
「うねり」が押し寄せてくるんだから、
安心して創作するし、表現する。

今までと変わらず、待ってくれている人を探し続けて、
届けるために、感じる「うねり」を、形にしていくだけ。

こんなことは、
胸の内にしまって活動するものなんだろうけど、
もしかすると、
既成概念や、無理解の環境の中で、
自信をなくしてるアーティストがいるかも、
って思うと、書かずにはいられないの。

私たちは、絶対に、負けたらアカン。
公演・楽曲等のご案内

ひかり 

Author:ひかり 
詠語り人ひかり
(うたがたりびとひかり)と
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★公演のご案内★

2020年2月16日
堺市立東文化会館
フラットホールにて
詠語りコンサート「アンナ・カレーニナ」

2018年11月18日
堺市立東文化会館
フラットホールにて
詠語りコンサート「レ・ミゼラブル」
※終了しました

★楽曲のご案内★
(SWAN SONG INCより)

セカンドシングル
『僕が愛する道』完成!
試聴はコチラ 楽曲試聴
※2018年9月5日リリース

『愛しいあなたへ』『僕が愛する道』は、Amazon、iTunes、レコチョクなどの大手配信サイトからご購入いただけます
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